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Uです。

京都に住んで6年、ついに私にもこの時がやってまいりました。

お座敷で本物の舞妓さんの芸を見る。
京都外から来た人にとって憧れの一つではないでしょうか。

今回はお茶屋ではなく京町家造りのお料理屋さんでしたが、いつか入ってみたいですねお茶屋さん。
どなたか、お行儀よくしますので、ご招待お待ちしております。

招待されたケイズスタッフ4人のほかにも4つ程のグループの方が来ており、
日本人は私達だけでした。この和の空間で、まさか日本人の方が浮くとは。
2階のお座敷で談笑して待っていると、あたりがザワザワ。
どうやら来たようです。
階段を静かに上がり、その頭から少しずつ現れました。
実は以前ケイズ京都店でも舞妓さんに来ていただいたこともあり、舞妓さんの空間は体験したことが
あったのですが、今回は全く別物でした。
ピザはイタリアで食べてこそ、シュラスコはブラジルで食うもの、舞妓さんは京都で観るもの。
物事には本場と呼ばれる場所で体験してこそその本質が分かるということがあります。
ピザを食べるだけならデリバリーでもいいでしょう。
ですがそれは決してピザを知っているということにはならないのです。
ピザが生まれた土地、その空気、街並み、人、、、そこでのピザは格別でしょう。
ピザを食べる前からもう始まっているのです。
話を戻します。
その日来てくださったのは宮川町のふく乃さん、舞妓のホームと呼べる京町家で
見事に登場の立ち振る舞いだけで場の空気を掌握してしまいました。

西洋のダンスとは概念が違う、説明をそぎ落とし一つ一つの動きに深い意味と想いを込めていく、
見事な京舞でした。
好みの世界かと思いますが、私は完全にこちら派です。能の舞も浅い表現ですが、大好きです。
やはり日本人ですね(母はチャイニーズですが)。

その後、座敷遊びでトラトラトラが催され、舞妓さんに勝てば記念撮影、負ければビール一気。
私、ビールはおちょこ一杯で倒れてしまいますが、じゃんけんには絶対の自信がありますから
勿論立候補しました。じゃんけんとなれば舞妓さんレベルでは私の足元にも及びません。
ケイズ京都でのプレゼント争奪じゃんけん等では日頃から沢山の戦利品を頂いております。
写真は大切に保管しております。

ふく乃さんですが、本当に舞妓を”やっている”のではなく”なっていました”。DoingではなくBeingです。
舞だけでなく、その後のおしゃべりの時間でも何気ない会話だけで場の空気を彩る本物の舞妓さんでした。10代でここまでになるのにどれだけの見えない努力が隠されているのでしょう。
私も自分のこれだけは!ということに関しては命を懸けねば、と心に喝を入れられた思いでした。
まさにある置屋のお母さんが言っておりました。
『舞妓はお座敷に咲く花。苦しさの中からしか生まれない美しさがあるんどす』
アーメンです。(←ヘブライ語で賛成の意)

お料理ですが間違いなく美味しかったことは覚えてますが、
舞妓さんに夢中で魅せられ、考えさせられ、詳細は一切覚えておりません。
まさに舞妓遊び初心者ですね。

素敵な時間に感謝。

Uでした。
 
K’s House Kyoto | 10:08 PM | comments (x) | trackback (x)